凝れば凝るほど・・・

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記念投稿 祝!YS20年ぶり日本一

昨晩の日本シリーズ第6戦は、痺れましたねぇ。

6時のプレイボールから5時間 延長12回に及ぶ熱戦に、片時もテレビから目が離せずと言った状況でした。

昨夜はビジターゲームゆえ、同点で9回から延長12回まで毎回サヨナラ負けが脳裏にちらつきましたが、マクガフくんよく頑張ってくれました。

なんか彼が打たれて負けた過去2回とは全然勢いと言うか、気合いが違うのがテレビからもすごく伝わってきて、あ今日は大丈夫かも、と思っておりました。結果・・・ お見事!2回2/3投げきりました。

そして川端です。やってくれそう感 満々で彼独特の胸をストレッチするポーズを見て、多分打つだろうなと思ったら、その通りやってくれましたね。

そして塩見のヘッスラ・・・

MVPが中村悠平になるだろう事は、私は第6戦開始前に予想していました。

今回NHK-BSの解説は藤川球児さんが担当する試合が多かったのですが、彼の一球ごとの投球予測、結果解説は、いかにキャッチャーの配球が試合を支配しているかを改めて我々に示してくれました。そういった意味で中村捕手の攻守に渡る活躍は、正に今シリーズを支配していたと感じました。

セリーグの在阪チームは、相手チームの選手に「ボケ、アホ」って怒鳴り散らす輩より、藤川球児を監督にした方が一層成績あがるんとちゃいますか?
でも、そうするとスワローズファンとしては困りますが・・・(笑)

6年前にこのブログを始めて、その第3回目が2015年優勝間近の話題でした。

TOKYO YAKULT SWALLOWS - 凝れば凝るほど・・・

 

思い起こせば自分がスワローズのファンになったのは、小学生時代叔父に連れられ神宮球場に行った際でした。当時の「サンケイ アトムズ」の応援席で応援団長から野球帽に付けるマークをもらったのがきっかけでした。アトムズ側に子供がいたのが珍しかったのかも(笑)
王、長嶋の時代、小学生が被っていた野球帽は100% YGマークでしたが、子供の頃から一寸ひねくれていたマキノ少年は、自分の野球帽の”YG”マークを応援団長にもらったアトムズの”a”マークに付け替えて学校に被って行った覚えがあります。
とは言ってもサンケイアトムズヤクルトアトムズヤクルトスワローズは好きになったけど、弱小チームだったがゆえ、それ程入れ込むことはなかったのが正直なところですね。

その後、高校生~大学生時代になるとスワローズの戦力も整ってきました。
投手 松岡、安田、浅野、会田、西井。野手 若松、大矢、福富、船田、杉浦、大杉、ロジャー・・・

ロジャー・レポーズ 神宮で生で見たホームランは今でもはっきり覚えています。

そして1978年初優勝時には、ヒルトン、マニエル、角、水谷、渡辺、永尾、伊勢、八重樫、鈴木康二郎、梶間、井原、倉田 ・・・

梶間健一 安田投手からのYS技巧派左腕は梶間投手を経て現在も石川投手に引き継がれています。

確かに凄い選手、いい選手が揃ってました。
大学の帰りにお茶の水から総武線乗って信濃町で下りて、何度も応援に神宮に行きました。

今回、野村監督黄金時代については割愛するとしますが、自分がずっとスワローズファンである理由は、チームカラーが「ファミリー」「家族的」で、どこかの球団の様に横暴かつ権威主義でないこと。そこに集うファンも大人で家庭的な人が多いこと。どこかの球団のファンの様に「贔屓の引き倒し」する人がいないこと。

「ファミリーなチームカラー」というのは、最近すごく増えたプロ野球OBのYoutubeチャンネルでも、どのOBも口を揃えるところです。
例えば・・・

 

www.youtube.com

デーブ大久保広澤克実 2:20~

 

www.youtube.com

デーブ大久保宮本慎也 5:50~

デーブ大久保チャンネル めっちゃ面白いです!

 

現在のチームカラーもそんなスワローズの伝統が引き継がれています。山田哲人も村上宗隆も。もちろん高っちゃん(昔からのファンは親愛の情をこめてこう呼びます)も。

 

そして個人的に今回のシリーズで最も心を打たれたのはこの人。

正に強打者を「手玉に取る」といった表現が相応しいチーム最高齢41歳の投球術は、見ていて痛快かつ感動的でもありました。石川雅規、ストレートの球速は130km/h前半であります。

 

こんなシーンプロ野球で初めて見ました。でもスワローズならではと思います。  VIVA! YAKLUT TOKYO SWALLOWS!