凝れば凝るほど・・・

FANBLOGから引っ越し中です。音楽、ゴルフ、旅行、雑誌、小説、広告その他お気に入りをとりとめもなく

楽園タヒチへの帰還〜フアヒネ島に来ています(その1)

今、フレンチポリネシア タヒチフアヒネ島に来ています。

フアヒネ島からライアテア島を望む

 

タヒチには1989年以来35年ぶりの訪問になります。

その35年前は当時モーレア島に有ったCLUB MED(地中海クラブ)に滞在したのですが、その際、島の景色と島を囲む海のあまりの美しさ、さらには気候の良さにすっかり魅了されて、これは絶対にまた訪れるべきところと心に決めていました。しかしその後、より行きやすいハワイに行く回数が増え、気がついたら人生も後半戦に。

 

そろそろタヒチに行かなくちゃと思ったところにコロナ禍騒ぎが巻き起こり、海外旅行どころじゃなくなったのですが、タヒチへの直行便が復活しこの度ようやく実現の運びとなりました。

以前から次のタヒチは、その名前は誰でも聞いたことあると思われるボラボラ島に行こうと思っていた訳ですが、水上コテージで有名なボラボラ島のホテルってその価格がとてつもなく高い。だって1泊15万円って宝くじでも当たらない限り一般市民には手が出せませんよね。

じゃあって事で色々調べた結果、タヒチ本島とボラボラ島の間にあるフアヒネと言う島に行く事に決定しました。折しもTAHITI AIR NUIの日本便就航復活のセールでかなり安い航空運賃とフアヒネ宿泊代が確保できたのも大きな理由です。実は今回計画立てるまでフアヒネ島の存在すら知らなかったんですけどね。

 

ここで、ご存じない方に(意外と知らない人多い)そもそもタヒチってどこにあるのかをご説明しますと、一番分かりやすく言えばハワイの真下、赤道を挟んで反対側(の少し東側)にあると言えばご理解いただけますでしょうか?

 

成田から直行便で11時間、7時間のハワイに比べれば遠いですが、それだけの価値は十二分にあると思います。更に観光客の大部分はタヒチ本島からプロペラ機を乗り継いで、先に書いたモーレア、ボラボラ、今回行ったフアヒネ、さらにはダイビングの聖地といわれるランギロアなどに行きます。そういった意味ではオアフだけに留まる人が大半のハワイとは対極ですね。

 

さて前置きはこのくらいにして、成田にはこのところ寒さがぶり返して国内移動の服を考えてクルマでの移動を選択。8日間で4000円弱で駐車できるABCパーキング利用は高速代を含めてもリムジンバスやNEXTより遙かにリーズナブルです。

ハワイが羽田から行けるようになってから、成田の第2ターミナル何年ぶりでしょう?随分変わっていて結構お上りさん状態に陥りました。

マリンブルーの塗装と垂直尾翼タヒチの花ティアレが描かれたAIR TAHITI NUI BOEING 787-9 BORA BORA号は定刻から若干遅れてテイクオフ。9500km離れたタヒチ島パペーテ ファアア空港を目指します。機内のカラーも南国ムード満載です。

  

トロピカルムード満載の機内

今回のフライトは乗客ガラガラでご覧の通り。ほぼ3人席に1人の割合。当然誰もがこんな具合で睡眠をとっています。

  

チェックインカウンターでエキストラ払ってプレエコで行こうか?なんて話してましたが、やめて大正解!

こんなに空いている飛行機って1980年12月31日に乗ったSFO→NRTのJAL B747以来でしょうか。しかしこれってどうも喜んでばかりいられないみたいです。なぜなら日本からの搭乗客が少なすぎて、また直行便無くなっちゃうじゃないかと。事実、ゴールデンウィーク以降10月末までまた成田便お休みとのこと。AIR TAHITI NUIの就航機材ってB787を4機しか保有していなく、日本からの乗客が少ないためその分をLA便に振り分けるみたいです。さらに現地で聞いたら、この夏は欧米からの観光客でどこの島のホテルも既に満杯だそうです。そうすると日本人はタヒチに行くこと自体非常に困難になりますからね。

さて、BORA BORA号は追い風ジェット気流に乗りシートモニターを見るとなんと音速以上で飛んでます。結果 予定より大幅に早く10時間20分ほどでタヒチに到着することになります。

 

外も明るくなってきました。Flightrader24の予習どおり進行方向右側のシートを確保したおかげで遙か彼方にボラボラ島の島影が見えてきました。あと30分くらいで着陸です。

今回のファイナルデスティネーション フアヒネ島も眼下に!

いよいよタヒチ島パペーテ ファアア空港にファイナルアプローチ。
しかし国際空港の滑走路すぐ手前の海がこんな具合なのはさすがタヒチであります。

当然ながらボーディングブリッジなどなく、長い長いタラップで駐機場に降り立ちます。

いい天気、さすが日差しが強いです。

タヒチ FAAA(ファアア)空港名物タヒチアン生演奏とダンスがお出迎え。

 

それからフアヒネ島のインターアイランド便出発まで3時間以上あります。かなり暑い!それと今が雨期の終わりで結構蒸し暑く感じます。空港でwifi借りて両替して軽食とって時間つぶします。

ようやくAIR TAHITI 70人乗りのプロペラ機ATR-72 TAPUATA号に乗り込みテイクオフ。

これもGoogle Mapで予習通り右側窓際席に座るとすぐに見えてきました。

35年ぶりに拝むモーレア島の姿。ゴーギャンが「古城のような」と表現した山々、陸地の緑と外海のディープブルーにラグーンのターコイズブルーの対比が見事と言うしか有りません。

40分ほどでフアヒネ空港に着陸。

空港から今回宿泊するLE MAHANA HOTEL の送迎バンでホテルに向かいます。乗り込むのは我々のみ。

さすがフレンチポリネシアだけあって送迎のバンもルノーであります

それ程大きな島ではありませんが、道が海岸線に沿ってしかなく、回りくねった道で40分ほどかかります。ちなみにフアヒネ島には現在稼働しているホテルは2軒しかなく、あとは小さなペンションとバケーションレンタルが数件って感じです。

 

わくわくする様なターコイズブルーの海と目に優しい緑の木々を貫くと、

やってきました。これから5泊するル・マナハに到着です。

「イアオラナ」このあと一体何度も聞くことになるこの挨拶と共にチェックイン。すべてがバンガローで20棟30部屋ほど。

我々のバンガローはロビーから50mくらい。レストランも等距離。海まで30m。部屋の広さも十分でしたが、シャワールームにドアがないのにはびっくり。

アクティビティとしてはシュノーケリングカヤック、サップが無料で利用できます。

食事はそのレストランでいただきますが、全朝食 夕食が宿泊料金に含まれています。これも今回の旅行の大きなファクターでした。前回の投稿でハワイの「狂乱物価」について触れましたが、ここではいちいちこれ食べるのに日本円でいくらいくらなんて一度も考えなかったですね。

 

今回の投稿は、ホテルにたどり着いたところまででもの凄く長くなってしまいました。

どうも、端折るには勿体ない事が多すぎるのと載せたい非常に綺麗な写真がたくさんあり、さらにはあれこれ細かく言いたくなってしまう性格からして、この後数回の連載になると思いますが、何卒よろしくおつきあいの程を。

次回は食事、近くのビーチ散策、海辺のリゾートに絶対欠かせない夕陽などについて載せようかななんて思っておりますが、予定は未定です。

タヒチの花ティアレ