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ノイジーマイノリティ

先日の新聞コラムで興味深いワードを見つけました。

 

ノイジーマイノリティ

 

ノイジー ああ阪神の助っ人外野手でっしゃろ?今シーズは活躍してくれましたな。

いやちゃうちゃう、うるさい少数派って事ですねん。

 

そうです。

サイレントマジョリティの反対語ですね。

 

もの言わない多数派 これは結構昔から言われていますよね。

この世の中、色々と思うことは有るけど声には出さない人が殆どだってこと。

 

これに対してノイジーマイノリティは声高に主張を繰り返す一部の人=少数派の人たち。

 

急激にネット社会になった現代、さらにSNSの隆盛でノイジーマイノリティにとっては発言の場面が爆発的に増えた結果、益々ノイジーになっています。

そしてノイジーな人たちはその内容も然りですが発信回数が異様に多く、酷い例になると一個人がSNSのアカウントをいくつも作って同じ内容を発信するケースが多くある様ですね。

 

だから、あーだこーだ言っているのは実はほんの一握りの人にも拘わらず、その意見があたかも世の中の大勢に感じられる場合がある訳です。

つまり一見多くの人の意見を反映しているように感じても、実は少数の人が騒いでいるだけで、殆どの人は静観してることは忘れてはいけないと思います。

ところがそれをYahooニュースなどの有力サイトがが安易かつ頻繁に取り上げてしまう結果、さらに拍車をかける結果に。そしてそれがテレビ等従来のマスメディアに広がる例も増えている様に感じます。

 

さらに個人的に強く問題と思うのは、特定のニュースサイトが、その記事にあからさまに"PV稼ぎ”目的で誤解を招く意味深なタイトルを付けたニュースを配信していること。

それの上辺だけを見て勘違いしたノイジー達が大騒ぎした結果、何の罪のない人を陥れることにも繋がりかねないと思います。    特に日刊ゲンダイ FRIDAY・・・ 

 

ノイジーな人々が芸能人や政治家、評論家、ジャーナリストさらにはスポーツ選手など有名人相手に投稿することに対して、市井の一般人にとってはうるさいだけで耳を塞げば他人事で澄ませることができるでしょう。

でも批判にさらされた当人としては心の病だけにとどまらず、更なる悲劇に陥る結果にさえなってしまう可能性があることを、投稿ボタンをタップする前に一度考えるべきです。

 

それはそうと、ジャニーズ問題。

BBCの報道以前、もっと言えば5月14日藤島女史のビデオ釈明、9月7日の記者会見以前にこんなことになろうとは誰が想像できたでしょうか?

これに対するアウトプットはマスメディアが大手を振って発信を連日しているんで、もうノイジーマイノリティどうのこうのって問題じゃないですよね。

しかし一気に箍(たが)が外れた様になんでこうなったのか?

 

今後ジャニーズどうなろうが、まあ私としちゃ知ったことはないんですけど、長瀬智也 役者として復活してくれないかな? 

クドカンとのタッグ期待してます。