凝れば凝るほど・・・

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ハリー・ニルソンの肖像

このハードカバーを少しずつ少しずつ読んで、やっと読了しました。

THE LIFE OF A SINGER SONGWRITER 邦題「ハリー・ニルソンの肖像」であります。 Harry Nilsson についてはこのブログの第2回投稿で触れていますが、自分にとって最も敬愛するシンガー&ソングライター であります。

アメリカではビルボードのナンバー1ヒットもあり、グラミー賞も2回(ベストボーカル賞)も獲っています。しかもその2曲ともスタンダードナンバーとなっているので「誰でも知ってる」ミュージシャンだと思いますが、じゃあ日本ではどうかって言うと70年代の洋楽オールディーズが好きな方以外、特に30代以下の方には殆ど知られていないと思います。

「ニルソン」ことハリー・ニルソン(ハリー・エドワード・ニルソン3世) は、1941年6月15日ニューヨーク ブルックリン生まれ。

キャロル・キングもブルックリン出身ですね。

自分がどういう経緯でニルソンのファンになったかは、その第2回ブログNILSSON SCHMILSSONに書きましたが、当時高校1年生の自分にとって誰か一人でもいいから心から好きになりたい外国人ミュージシャンを何故か探していて、そこにピッタリと嵌まったのがニルソンだった訳です。

ニルソン最大のヒット曲 WITHOUT YOUが収録されたNILSSON SCHMILSSONの次に購入したLPが"Harry" 邦題「ハリーニルソンの肖像」、そう今回の書籍のタイトルにもなったアルバムでした。

いわゆるソフトサウンディングのアメリカンポップミュージックは、バラエティに富みちょっとだけひねりが効いた曲調と耳に優しいボーカルがとても自分に刺さり、このアルバムを契機にニルソンが大好きなミュージシャンになったのであります。

折しも「シンガーソングライター」という言葉が出始めた頃で、先にも述べたキャロルキング、エルトンジョン、ジェームステイラー、ジョニミッチェル、ポールサイモン、キャットスティーブンス などなど多くのミュージシャンのヒット曲がラジオからよく聞こえてきましたが、自分にとってのNo.1はこの時からニルソンになったのでした。

その後、メジャーデビュー作「パンディモニアム シャドー ショウ」2ndアルバム「空中バレー」そして当ブログで何故か圧倒的アクセスが多いランディニューマンと作った「ニルソン ランディニューマンを唄う」を揃えて聴くに至って、もうニルソンから抜けられなくなりました。


「なんて素敵な曲なのだろう」

そして彼の優しいボーカルは心の奥まで届きました。

また、いわゆる一人多重コーラス。特に「ランディニューマンを唄う」をヘッドフォンで聴くとアルバムどのナンバーもニルソンの歌声でカラダ中が包まれたかのようになります。

だから山下達郎オンザストリートコーナーを初めて聴いた時、それ程驚かなかったのもニルソンを聴いていたからだと思います。

さらには、ニルソン自身がストーリーとアニメのキャラクターまで制作して全米にテレビ放映されたファンタジーとも言える「オブリオの不思議な旅」も、とても琴線に触れるメロディとこれも一人多重のボーカルを極めてシンプルなアレンジに乗せて奏でられ、大好きなアルバムとなりました。

今回この500頁に及ぶ書籍を読むにあたり、登場するアルバムそして一曲一曲をじっくり聞きながら向き合ったため読了に1年以上かかってしまいました。 今は便利な時代で、サブスクにほぼ全曲載っているため、いちいち昔買い揃えたアナログ盤を引っ張り出さなくとも、スタバでiPhoneで聴きながらなんて事ができます。 さらに、ニルソンがメジャーデビュー以前のアルバムで自分が持っていない曲を初めて聴くことが出来(こんなものまでAppleMusicに載ってること自体が驚きでしたが)、さらにはその作品が思いの外素晴らしかった事は収穫でした。

 

先ほど記したメジャーデビュー作1967年発売の PANDEMONIUM SHADOW SHOWYOU CAN'T DO THATという曲が収録されています。そう、ビートルズの楽曲です。 この曲はYOU CAN'T DO THATをベースにしてそれにプラスして SHE'S A WOMAN,I'M DOWN, DRIVE MY CARから始まりSTAW BERRY FILDSで終わるまで、10曲以上のビートルズナンバーを今時の言葉で言うと「マッシュアップ」した楽曲なのですが、これを1968年当時聴いたジョン レノンからの「君は素晴らしい」の国際電話を受け取ったのが、いい意味でも悪い意味でもニルソンの人生を変えることになります。

いい意味は、解散前のビートルズからジョンだけでなくポール、ジョージそしてリンゴからも賞賛を浴びた、と言うことは世界中のポピュラーミュージックファンにニルソンという名を知らしめた事。

悪い意味は、70年代中盤からのレノンとの色々な意味での「悪い付き合い」によって、ニルソンの美声と私生活を台無しにして、その死期を圧倒的に早めてしまったと言うことです。 もちろんジョンレノンが悪人という意味ではありません。要はニルソンがいい気になりすぎたって事と理解します。

 

自分にとってのハリー ニルソンは、1971年のアルバム NILSSON SCHMILSSON B面最後の曲 I NEVER LEAVE YOU が最後のナンバーです。 このアルバムはそれまでと違ってイギリスで録音されたものですが、このI NEVER LEAVE YOU は従来のアメリカ録音のストックでした。もちろんWITHOUT YOUを始めとしてMOONBEAM SONGDRIVING ALONEなど一人多重コーラスとキャッチーな歌唱で琴線が刺激される好みのナンバーもありましたが・・・。

それが、次作のSON of SCHMILSSON になると従来のニルソンサウンドとはより乖離してきた感が強く、ボーカルも繊細さが失われてきたというか、よりロックシンガーのそれになった事に自分としては正直不満でした。さらにはジョージやリンゴを含めて有名ミュージシャンを集めてのいわばロックンロールセレブパーティ色が強いサウンドとジャケットに触れるにつけ、これは僕らが思い描くニルソンじゃ無かったのです。

スタンダードナンバーをフルオーケストラをバックに唄うA LITTLE TOUCH OF SCHMILSSON IN THE NIGHTを経て、ジョンレノンプロデュースのPUSSY CATSがある意味ニルソンの終わりの始まりと感じます。

この本で詳細が明かされますが、この時のアルコールとクスリとジョンとの馬鹿騒ぎで、声と(敢えて書くけれど)正常な思考の頭脳を失ったと思います。

しかしこのPUSSY CATSも含め、この後制作されたアルバム つまりDUIT ON MON DAISANDMANTHAT'S THE WAY IT ISKNNILLSSONNにおいて、楽曲としてはニルソン独自の曲調、アレンジ、ボーカルが自分にとってお気に入りのナンバーが何曲か存在しています。先に述べた様にこの書籍に出てくる曲目のエピソードを読む際に改めてその曲を実際に聴いてみると、なかなか優れた楽曲も存在していたことを認識できました。

また、萩原健太さんもこの時代のニルソンは逆に嵌まると抜け出せなくなる魅力があると書いています。

がしかし、今回この書籍の後半で描かれるこのあたりの時代から亡くなるまでのニルソンは、かなり辛いものがあります。

1980年12月8日にジョンレノンが凶弾に倒れてからは銃規制運動の先頭に立つなど、音楽界の表舞台にもしばしば登場していましたが、彼の作る楽曲はヒットチャートに上ることも無く、結局はアメリカンポップミュージックの中で埋もれる結果になったことは、自業自得と言えどもとても残念です。

そして1994年1月15日に彼の訃報が届きました。

52歳の早すぎる死でしたが、あれだけ無茶したらそうなるのも必然だよねとこの本を読むにあたって、思いを新たにしたのでありました。

 

ここからは、このブログでお馴染みの(笑)達郎ネタです。

 ニルソンは、その時代と音楽性に於いて山下達郎が興味を示すのは当然と思います。サンデーソングブックでも何回かニルソンのそれも当然のごとく初期の作品がオンエアされています。 しかもそれに絡んで私の出した葉書が紹介されたことも何度かあります。

ニルソンには彼自身としては正式には発表されていない THIS COULD BE THE NIGHITと言う彼が作詞作曲をした楽曲がありますが、この曲を山下達郎はアルバムGO AHEADBIG WAVEで取り上げています。 そこで私の「ニルソン自身が唄っているバージョンはないのか?」の質問に「ありません」のお応えを放送でいただきました。(その後デモテープは何かのアルバムのボーナストラックに収録された)

「あの曲はカバーだった」特集でWITHOUT YOUのオリジナルBAD FINGERのバージョンを、またEVERYBODY'S TALKIN'をFREAD NEALバージョンで私のリクエスト葉書をご紹介〜オンエアいただきました。

「ワンコードの曲」特集では、COCONUTSが放送された事に対し、私が「ニルソンファンとしてリクエストをしなかったことを一生の不覚」と出した葉書をその翌週にお読みいただきました。 ちなみにこのココナッツとJUMP INTO THE FIREは達郎さんがご自身でギターを弾きながら解説していただきました。

また私のリクエストではありませんが、「ランディニューマンを唄う」収録のDAYTON OHAIO 1903はその歌詞の朗読と共に紹介され、このアルバムを「珠玉の名盤」と解説されておりました。この曲は確かこれまで2回かかったと思います。

 

今回もとても長くなりましたが、私が最も好きなミュージシャンの話だとついつい色々な事を書きたくなっちゃうんですよね。

 

今年も月一ペースで、あれやこれや書いてきましたが、お読みいただいた皆様には深く深く御礼を申しあげますと共に、きたる2024年の投稿にもご期待ください(誰も期待してないか

 

速報 LPGA TOTO JAPAN CLASSIC観戦記

米国女子プロゴルフツアーの一戦に組み込まれている「TOTO ジャパンクラシック」が太平洋クラブ美野里コースでまさに今開催されています。

アメリカツアーのレギュラーメンバーから43名、そして日本女子ツアーからトップ35名が参加するこの大会は、自分が長らく会員である太平洋クラブ、しかも最近は一番ラウンド回数が多い美野里コース開催となれば観に行かない訳にはいきません。

普段テレビで観ている人気の女子プロがどのくらい飛ばすのか?いつも自分が大叩きするホールをどう攻略するのか?あのショートホール どの番手で打つの?などなどゴルフ好きには興味は尽きませんね。

以前に観に行った男子ツアーの太平洋クラブマスターズや日本プロゴルフ選手権は、その飛距離があまりにも違うので参考にさえなりませんが、女子の場合普段自分が使っているティーマークから打つのホールが多いので、ある程度自分の経験と比較ができます。

メンバーは観戦料無料、しかも18番ホールグリーンサイドにとても観やすいメンバー専用観戦席があります。コーヒーやチョトレートも振る舞われ、売店で購入したハンバーガーやカレーもここで観戦しながら食べられるのはとてもナイスです。

その18番メンバー専用席からの眺め

ハンバーガー買うのに30分もかかったのは想定外(汗)

さて、かなりの混雑が予想されるので4日間トーナメント3連休前の初日平日に参戦。当日1組目スタートの8時に間に合う様に自宅を5時半に出発したのですが・・・

コース最寄りの常磐道小美玉スマートIC出口はすでにこんな具合

コース近隣の臨時駐車場からシャトルバスでコースにたどり着いた時には既に8時半近く。これ明日からの3日間は大変な事になりそう。

ドライビングレンジ手前でこれからスタートする練習中のプロを横目に、1番ホールティーグランドに到着した時には人気の上田桃子稲見萌寧の5組目スタートにちょうど間に合うナイスなタイミング。ティーグランド真後ろのスタンドは既に満席でしたが、選手正面のいい場所に陣取れました。その次の組には、贔屓の西村優菜西郷真央、さらはその次には原英莉花笹生優花、その次は勝みなみ小祝さくら。そしてその次の組にはシブコこと渋野日向子、昨年の賞金女王山下美夢有・・・と人気プロが次々とティーオフしていきます。

自分はシブコ組について2打目地点に移動。セカンドショットを真横から見た後、そこから林の中をショートカットして2番ロングホールの2打地点にいた西村・西郷組のセカンドショットを観戦。コースレイアウトを知り尽くしているからこそ観戦の移動にも無駄がありません(笑)で、この2番のセカンドって難しいんです。ちょっと気を許すと大きなミスに繋がります。(ミスるとどうなるかは自分のブログで体験記を書いてます) しかし西村優菜ちゃんさすがです。アイアンで左バンカー手前にレイアップからのアプローチで2段グリーン上のピンそば3m?くらいに着弾からナイスバーディ! それに対し飛距離の出る西郷真央プロ、フェアウエイウッドを手にして打ったのですが、あれ?そっち打って大丈夫なの?と思ったら案の定右の林を直撃。次の組みのエリカ様はさらにその林奥深くに打ち込みます。当然練習ラウンドしている筈なのになんでだろう?そう言えば、9番ホールのシブコも絶対やっちゃいけないところに2回打ってボギーにしてましたね。このコース、自分は少なくとも50ラウンドくらいしてるから当然ホールごとに打ってはいけないところ分かっているのですが、超一流プロでもこう言うことしちゃうんですね。こんな具合に自分が観た選手のそれぞれのショットについていちいち書いていたら大変な事になっちゃうので、実際観ていて気づいた事についてショット以外のことも含め選手ごとに書いてみますね。(名前と顔が一致している日本人選手限定ですけど・・・)

TOTOならではの優勝副賞 特に外国人選手のウケが良いとか・・・このトイレットルーム丸ごとくれる訳じゃないですよ(笑)余談ですがギャラリー用の仮設トイレにもウォッシュレットがありました。

・稲見萌寧選手 思いのほか細いというか薄い体形でした。ミントグリーンのシャツと白いとてもスリムなパンツが似合ってましたね。1番ティーアップの際にアドレスでボールにヘッドが触れてティーアップし直してましたが、だから何だって事ないんですけどね。とてもシャープなストレートボールを打ってました。

上田桃子選手 ドローヒッターで右に打ち出してから綺麗にフェアウエイに戻します。インタビューでここのコースは右ドッグレッグが多いので自分には攻めにくい と言ってましたが、これ自分もそうなので凄く分かります。特に2番5番9番10番15番はやっかいです。フェアウエイまわりの樹が高いのでプロといえども上を越えていくのは困難です。

・西村優菜選手 公称150cmですが、実物もとても小さくしかも細い。この体でアメリカツアー戦っているんだから本当に凄いと思います。でもスカートから伸びた脚はアスリートのそれですね。先に書いた2番の3打目に加え次の3番ショートも距離ぴったりでバーディ。このアイアンの距離感は凄い。<せやねん飛ぶだけじゃないねん>〜分かる人だけ笑ってください。

・山下美夢有選手 それに比べて同じく公称150 cmの山下プロは、もうガッチリと言う言葉じゃ足りないくらいの身体つきに驚きました。ウエイトリフティングの選手という言葉を思い浮かべましたが、まさにそんな感じです。昨年の賞金女王でことしも既に4勝、客観的に言っても現在実力ナンバーワンでしょう。小技が上手いのは当然ですが、この身体があってからこそと痛感しました。ラウンド後のドライビングレンジでしばらく見てましたが、ショットが全くぶれる気配がありませんでした。

原英莉花選手 高身長で小顔、やはりカッコの良さは一番ですよね。今回のチェック柄のウエアも似合ってましたが、朝の練習場では白いパンツだったのに黒いパンツで1番ティーグランド現れたのは何故?中弾道のストレートボール打ってました。腰の手術のせいかスイングの切り返しが以前よりゆっくりになったと感じますが、ボクはこっちの方が好きです。

・笹生優花選手 前述の18番グリーンサイドで観ていた際、セカンド地点とんでもないところまで飛んできたのが笹生プロのボール。424ヤードで残り100ヤードちょっとくらいに見えました。間近で見てスイングスピード一番早かったと思います。プロファイル見たら意外にもシブコより小さいんですね。

・渋野日向子選手 ドローヒッターなんですね。12番ロングホール、真後ろからティーショット見れましたが強く綺麗な球筋のボール打ってました。練習場で見ましたけれど、右手のグリップはかなりウィークに握ってました。テイクバックが極端に低いのでバックスイングは小さく見えるけど、トップでシャフトは地面と平行くらいになっているのかな?それこそ切り返しが早いのでよく分かりませんが、フィニッシュは大きいですね。あと、上下ブラックのウエアだったのでそう感じたのかもしれませんが、思いの外ガッチリなカラダには見えませんでした。

・小祝さくら選手 個人的にもっとも素晴らしいスイングの選手だと思います。彼女もどちらかというとドローヒッターなのでしょうが、高弾道のアイアンショットは惚れ惚れします。どうやったらあんな高い球が打てるのかって。自分がアイアン下手くそだから余計にそう思うのでしょうか(笑)

・岩井明愛選手 岩井ツインズ印象に残ったのはこの日トップに立った明愛プロ。腰の回転が実に速く、それにつれて出玉がとても強く感じました。

・菅沼菜々選手 つい最近SNSで彼女の容姿、ウエア、振る舞い、そしてスイングについての誹謗中傷に悩んでいる事が報道されました。恐らくですが、その中でスイングについてのディスりは所謂「ギッタンバッコン」スイングだと想像します。実はこの私もこのスイングってどうなのよ?って思っていました。(まさかボクはSNSには投稿してませんよ)逆にこのスイングでこれだけの成績が残せるているのは凄いと思いますが・・・。で、ラウンド後のドライビングレンジで目にした光景に驚かされました。コーチ(確かお父さん)がテイクバックで左肩が下がらない様に指導していた(様に見えた)のです。今のスイングだとこれ以上の伸び代が無いと思ったのか、スイングに批判を受けたくないからと思ったのか、単に試しでやってみただけなのかは分かりませんが、それは今後の彼女のスイングが変化するのか?そのままなのか?で明らかになるのでしょう。

・吉本ひかる選手 そのドライビングレンジで見た中で自分に一番刺さったのがのが吉本プロ。「掴まった」実に綺麗な弾道のドローボールをぶれなく打っていました。ステルスドライバーと思いますがその打音も良く、自分もあんなボール打てたら気持ちいいだろうなぁ なんて思いました。これからも注目していきたい選手です。

鈴木愛選手 愛プロを見られたのは練習グリーンでのアプローチ練習だけでしたが、チップショットをラフからとエッジからとそれこそ延々と打ち続けていました。全選手中 一番遅くまで練習しているのは鈴木愛だというのは有名な話です。

と言う訳で、果たして優勝するのは誰でしょうか?

個人的には西村優菜ちゃんに勝って欲しいけど、やっぱり畑岡奈紗が強いのかな?     最近のもう一人の贔屓 笑顔が素敵な吉田優利選手は18番でちょっと見だけだったのであまり印象に残っていませんが、彼女もいい位置にいるので頑張ってほしいです。

初日の結果は以下の通りです。

 

しかしご覧の通り実にコースは綺麗。来週あたりラウンドしたくなりました。

 

 

ノイジーマイノリティ

先日の新聞コラムで興味深いワードを見つけました。

 

ノイジーマイノリティ

 

ノイジー ああ阪神の助っ人外野手でっしゃろ?今シーズは活躍してくれましたな。

いやちゃうちゃう、うるさい少数派って事ですねん。

 

そうです。

サイレントマジョリティの反対語ですね。

 

もの言わない多数派 これは結構昔から言われていますよね。

この世の中、色々と思うことは有るけど声には出さない人が殆どだってこと。

 

これに対してノイジーマイノリティは声高に主張を繰り返す一部の人=少数派の人たち。

 

急激にネット社会になった現代、さらにSNSの隆盛でノイジーマイノリティにとっては発言の場面が爆発的に増えた結果、益々ノイジーになっています。

そしてノイジーな人たちはその内容も然りですが発信回数が異様に多く、酷い例になると一個人がSNSのアカウントをいくつも作って同じ内容を発信するケースが多くある様ですね。

 

だから、あーだこーだ言っているのは実はほんの一握りの人にも拘わらず、その意見があたかも世の中の大勢に感じられる場合がある訳です。

つまり一見多くの人の意見を反映しているように感じても、実は少数の人が騒いでいるだけで、殆どの人は静観してることは忘れてはいけないと思います。

ところがそれをYahooニュースなどの有力サイトがが安易かつ頻繁に取り上げてしまう結果、さらに拍車をかける結果に。そしてそれがテレビ等従来のマスメディアに広がる例も増えている様に感じます。

 

さらに個人的に強く問題と思うのは、特定のニュースサイトが、その記事にあからさまに"PV稼ぎ”目的で誤解を招く意味深なタイトルを付けたニュースを配信していること。

それの上辺だけを見て勘違いしたノイジー達が大騒ぎした結果、何の罪のない人を陥れることにも繋がりかねないと思います。    特に日刊ゲンダイ FRIDAY・・・ 

 

ノイジーな人々が芸能人や政治家、評論家、ジャーナリストさらにはスポーツ選手など有名人相手に投稿することに対して、市井の一般人にとってはうるさいだけで耳を塞げば他人事で澄ませることができるでしょう。

でも批判にさらされた当人としては心の病だけにとどまらず、更なる悲劇に陥る結果にさえなってしまう可能性があることを、投稿ボタンをタップする前に一度考えるべきです。

 

それはそうと、ジャニーズ問題。

BBCの報道以前、もっと言えば5月14日藤島女史のビデオ釈明、9月7日の記者会見以前にこんなことになろうとは誰が想像できたでしょうか?

これに対するアウトプットはマスメディアが大手を振って発信を連日しているんで、もうノイジーマイノリティどうのこうのって問題じゃないですよね。

しかし一気に箍(たが)が外れた様になんでこうなったのか?

 

今後ジャニーズどうなろうが、まあ私としちゃ知ったことはないんですけど、長瀬智也 役者として復活してくれないかな? 

クドカンとのタッグ期待してます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いとしのラハイナ

ご存知の通り、マウイ島ラハイナが大変な事になりました。

多くの亡くなった方と未だ行方不明の方が大勢いらっしゃることに心が非常に痛みます。

イオニアインもチーズバーガーインパラダイスもキモスもスクリームショーやシェルレイのショップもみんな燃えてしまったんですね。

何と言うことでしょう。

 

このシュガーミルの煙突は生き残ったようですが・・・。山肌にあるLは1831年創立のラハイナルナ高校のサイン

 

ラハイナってとても好きな街で、今まで6~7回行ったことあります。

実は今年か来年にも行く予定を立てていたんです。

 

どう好きだったかって?

 

メインストリートがシーサイド。

街のサイズが小さく、歩き回るのにちょうどいい

高い建物がない。

夕陽が綺麗。

海を間近に見て、波の音を聞きながらお酒を飲み食事ができる。

時間がゆっくり進む。

日本人比率がワイキキの1/10

 

時間の進み方を例えれば、ワイキキの半分のスピード。そのワイキキは新宿の3分の1といえばいいでしょうか。

人はゆっくり歩いています。

さらにはLAHAINA ラハイナという名前、サウンドがいかにもハワイというイメージを感じさせました。

そんなラハイナについて初めて知ったのは1981~2年にテレビ東京でやっていた旅番組(ときめきマリンだったかな?)で、ガイド役の女性(確か花井その子って女の子だったと思う)とゲストのかまやつひろしさんがマウイ島を旅した時だったと記憶しています。

ラハイナのシーサイドの公園で夕陽を浴びながら、ムッシュがアコギを弾きながらCanadian Sunsetと言う曲をハミングで歌っていたシーンがとても印象的でした。

ちょうどこの場所で歌っていたと思います。

何故ハワイなのにカナダの夕陽なのか?なんて野暮なことはこの際言いません。とにかくその映像と音があまりにもマッチしていて、ここには絶対行くぞと思わせてくれたんですね。

 

さらに83年には「盆の波」というテレビドラマが放送されたのですが、この舞台もラハイナでした。ラハイナ浄土院が出てきたと記憶しています。 

名優笠智衆さんが主演で、当時20代前半の石田えりの姿と夕日に染まりながらもブルーに色味がかったラハイナの映像がとても綺麗だった事を今でも覚えています。

【テレビドラマ】波の盆(1983) - YouTube

探したらYouTubeにアップされていました

あと「いとしのラハイナ」という映画もあってテレビで放送された際に観た記憶がなんとなくありますが、あまり印象には残っていません。

でもそのタイトルのサウンドが好みで、今回のブロググタイトルに使いました。

 

そして1984年9月にマウイ島、ラハイナタウンを初めて訪れることができました。


先述の通りその後5〜6回訪れているため、初訪問のイメージが希薄になっておりますが、フロントスリートに並ぶショップの軒(のき)に吊るされた木製看板がどれも素敵だったり。

海に張り出したレストランの床から波飛沫が飛びたしてきたり(GREENTHUMB RESTRAUANT)。

メニューがなくて店員が口頭で説明するレストラン(Longhi's)だったり。

マウイでしか買えない筈のMAUI BEACH CLUB TEE を探しにCRAZY SHIRTSに行ったり。

今もインスタフォローしているレストラン KIMO'SでKUSHIYAKIをたべたり。

親父のお土産にスクリームショウ(鯨の歯)のカフスを買ったり。

そんな事を思い出しました。

 

その後の訪問で、ラハイナ浄土院の大仏も観に行ったんですが、その際境内から砂浜に通じるところに墓地があって、墓石がみんな日本の方向を向いていたのが印象的でした。

そしてラハイナの北に位置する一大リゾート カアナパリまで蒸気機関車が走っていて、何回も乗りました。この鉄道はその昔はシュガーケーンつまりサトウキビを運んでいたんですね。

遠くに海を望みながらサトウキビ畑やゴルフ場の中を窓がない客車両にのって風に吹かれるのは、なんとも気持ちがいいものでした。

 

今後これほど素敵なラハイナが蘇るには何年、いや何十年かかるのでしょうか?

でもラハイナ、そしてマウイを愛する人たちの力で絶対に復活すると信じます。

 

そしてこの夕陽だけは、何があっても変わりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4年ぶりの達郎ライブ <超ネタバレ>

去る8月5日、山下達郎PERFORMANCE 2023山形県 やまぎん県民ホール公演にいきました。2019年10月ラインキューブ渋谷以来のライブ参戦です。

コロナで20年21年とツアー中止。
そして再開した22年はなんとファンクラブ枠でもチケット取れないという悪夢のような仕打ち(涙)

そもそも山下達郎ファンクラブって、その昔チケットの優先枠を設けることを趣旨として始められたものだった(達郎本人がファンクラブ会報でも話していた)筈。

なので、ファンクラブメンバーは毎年1公演は必ずチケット入手できたのです。(2014年の本数少なかった「マニアックツアー」を除いて)

ちなみにそのマニアックツアーに関しては達郎さん曰く「こんなオタクなセットリストでお客さん埋まるかどうか心配で本数控え目にした」でも逆にそれが人気を呼び、FCメンバー収容しきれずにブーイングの嵐が巻き起こりましたが。

それが、一昨年からFCメンバー新規募集を再開した結果、昨年のツアーから一度も参加できないと言う悲劇が多くの昔からのFCメンバーに降りかかったのです。

そこでやむなく一般公演チケットの日本全国ほぼ全ての抽選を申し込んだのですが、ことごとくハズレ。恐らく申込数100回は越えていると思います。ましてやここ数年のCITY POPブームの影響も強く、山下達郎のライブ聞いてみたいと申し込む新規顧客が凄く増えている様です。

大昔の雑誌記事に「山下達郎のチケットは屍を乗り越える覚悟が必要」とさえ書かれていた記憶がありましたが、本当にそんな感じです。

それでやむなく2023年に向けては、妻もファンクラブに加入させ、2人で申し込んだ結果、ようやっと1公演のみ当選。それも私の第5希望の会場。それが山形だったわけですが、でも観られただけでも幸せと思わなくちゃいけないですよね。

 

ライブ当日、朝9時過ぎの東北・山形新幹線「つばさ」に勇躍乗り込み(大袈裟か)山形にむかいました。

朝ご飯はこのサンドウィッチ。ハムとチーズだけの極めてシンプル&レトロなんだけど、これが美味しい。ハムがロースじゃなくてボンレスハムってのがまた嬉しい。

山形初見参。

時間が結構あったのでホテルチェックイン後、山形城趾や博物館をうろうろしたあと本日の会場「やまぎん県民ホール」に向かいます。

 

山銀県民ホールは開場して3年ほどの新しい施設。

その立地も駅の北隣と至便。我々の宿泊したダイワロイネットホテルからも徒歩5分ほど。

このホテルが実は・・・ってのは翌朝分かったんですけどね。

シートも豪華な雰囲気。

何故客席に付いて触れているかって言うと、私の娘がこの椅子の制作に携わっていたのです。聞いてみると「山形県内の木材と米沢織物のオリジナル生地使用する」という指定だったそう。

さて会場入場後、お決まりのツアーパンフに加え、先週に発売された新曲Sync of Summerを購入

ほぼ18時ちょうどにいよいよ開演です。

<ここからは完全ネタバレです>

プロローグのアカペラは、行けなかった昨年を除きここ数回のツアー毎回同じ様な気がします。過去「フラジール」や「希望という名の光」「REBORN」などの年がありましたが。

1.SPAKLE 

お決まりのオープニングナンバー。過去HAPPY HAPPY GREATINGやBIG WAVEのテーマとメドレーになってたツアーもありましたが、このところは単独で歌われています。

達郎さんの衣装、今回の長袖布帛シャツの色はパープル。古希だからだそうです。

2.雨の女王

これは2014年マニアックツアー以来。個人的に嬉しかった楽曲です。サックスソロの前のインターバル女声コーラスがハルナさん、ENAさんの澄んだ声で聴くことができました。

2015年にこの女声コーラス隊になった際、このハルナさんのステージアクションについて、ある音楽業界の方が「これだけ曲のリズムに対して腕を振らないで歌う人も珍しい」といい意味で論評されているのを読んだことがあって、ハルナさんご自身も自らのPODCAST(今はYouTube channel)でそのことに触れられていました。今回の公演でそのことを思い出し、気をつけて見ていると確かに殆どノーアクションでコーラスなさっています。隣のENAさんもそれ程アクションが多いとは思いませんが、ハルナさんは特にノーアクションで歌われます。カラダを揺すらずに正確なリズムをとれると言う事でしょうか?彼女はボイストレーナーもなさっている様ですが、そのせいなのかもしれません。

3.ドーナッツソング

今回のツアーでは菅田将暉のカバーもあったことで絶対演るとおもってたファンも沢山いたと思います。

本編前のお遊びでLOVELAND ISLANDのさわりがニューオリンズビートにのせて歌われました。「今日本編では演らないよ」 新加入のリードギタリスト鳥山雄司さんのスライドギターも聴けました。

4.土曜日の恋人

個人的に山下達郎favorite song BEST5に入るこの曲は、前回行った2019年でも演奏されました。スタジオ録音ではフェードアウトですが、ライブのエンディングの段取りがとても好きです。

5.SOLID SLIDER

佐橋佳幸さんに代わり今回初参加となったリードギタリスト鳥山雄司さん。この曲でのソロパートは曲のタイトル同様かなりソリッドな音色でした。ちなみに使用ギターは、ストラトテレキャス、そしてストラトのマシンヘッドがついた335(かな?)だったと思います。

しかし完全人力によるこの曲のグルーヴ感は、打ち込みリズムしか聴いたことないお若い方に、是非生で体験していただきたいと思います。

後半の難波弘之さんと宮里陽太さんのソロバトルは以前より少し短い気がしましたが、この辺りでステージ時間を短縮しているんでしょうか?

MCで「今日初めて山下達郎をご覧になった方?」挙手求めると場内明るくなり・・・

手あげた方1/4程度だったでしょうか?これって以前よりはかなり多いと思います。やはり最初に書いた様に「一見さん〜あちょっと表現違うか」(達郎さんの言葉)が増えたからでしょうね。ただ、「最近はお若い方が増えた」は山形ではそれ程実感できませんでした。ローカル会場のせいなのかな?

6.FUTARI

難波さんのアコースティックピアノによるイントロダクションから始まるこの曲は、十字路と並んで達郎さんのバラードで最も好きな曲です。この2曲は共に4分の3拍子ですね。

7.潮騒

達郎さんのキーボード弾き語りから始まる潮騒。スタジオ録音ではシンセですが、このライブのエレピの音色の方が好みです。この曲が始まるといつも会場の雰囲気が和みますね。

今回のライブとは関係ありませんが、娘が小さい頃この曲を聴いていて「ねえ、ウミネコってどんな猫?」って聞かれたことを30年くらい経った今でも覚えています。

8.Groovin'

70歳を迎えて・・・のMCからこのイントロが聞こえて、ああそうか!あれやるんだよね?ってすぐに思ったお客さんも結構いらっしゃったかと思います。

ONE TIME---TWO TIMES--- THREE TIMS-----SEVENTY TIMES

2013年還暦の際はSIXTY TIMESやりましたから。

しかしこれメンバー誰も間違いなくピッタリ70回合わせるって凄い、というか各人頭の中でカウントしているんでしょうか?それとも・・・? 大昔に100回ってのも録音残ってて聴いたことありますが。

「そもそもこれはJBのステージ演出に影響されてるんですよね?」というある方のサンソンへの投稿に対し、「そんなもんはあっちでは誰でもやってる」って突っぱねた達郎さんのコメントが、相変わらずだな!なんて思った記憶があります。

9.~10.BELLA NOTTE~HAVE YOURSELF A MERRY CHRISTMAS
今回のアカペラはドゥーワップではなくクリスマスソングでした。

11.クリスマスイブ

クリスマスイブは毎回殆どがテープのオケにドラムとベースのリズムは生演奏を加えた演奏に乗って歌われますが、キーボードとギターはどこまで生音なのかはよく分かりません。クリック(ガイド音)に合わせて演奏されていることは、演奏が終わってステージが暗転された際に小笠原さんがイヤモニ外すので分かるんですが、そういうのをつい探しちゃうって自分は嫌な性格ですよね(笑)

12.蒼氓

希望という名の光とツアー毎のテレコで歌われてきましたが、ここ3年は蒼氓が続いています。メドレーで岡林信康の「私たちが望むものは」と「希望という名の光」が途中で出てくるのは今やデフォルトとなっています。

ところで、本日8月15日終戦記念日TOKYO FM正午からの終戦記念日黙祷のBGMにこの蒼氓が使われていました。一般的にこれほどの意味がある曲と捉えられているのでしょうか?自分はコアなファンであるが故、客観的に捉えることができません。

13.ずっと一緒さ

この曲の一節「あなたと二人で生きていければ何度でも生まれ変われる」は一時期私が結婚式の祝電として贈る言葉の定番でした。

14.SILENT SCREAMER〜BOMBER〜SILENT SCREAMER

ある意味このメドレーが、この日のハイライトだったと思います。
通常山下達郎ライブは、本編終盤のLET'S DANCE BABYから観客が立ち上がるのが暗黙のルールですが、この日はこのメドレーから1階席前方から立ち始め、2階席私の周りもかなりの人が立ち上がりました。皆ファンクナンバーを待ちわびていたんです。両曲とも伊藤広規さんのベースソロ部分では特に大歓声が上がります。

難波さんもfacebookで「特に山形は声援が凄くて、’80年頃のコンサートを思い出しました」と書かれていたくらいの盛り上がりでした。

しかし、演奏自体はあくまでクール。リズムが走ったり、ボリューム上がったりなんてことは全くあろうはずもなく、メンバーのオーバーアクションもありません。

15.LET'S DANCE BABY

お約束のクラッカーは意外と少なかったですが、達郎さん「去年より多い!」

後半の「お遊び」ではLet's Kiss the Sun〜さよなら夏の日〜Cheer up Summer〜Mean Woman Blues

16.CIRCUS TOWN

On this Goovin' Saturday Evening, I like to say Thank You Everybody, And Good Night!
で本編終了となりました。

時計を見るとここまで2時間15分ほど。もっと長く感じましたが。

アンコール

17.Sync of SUMMER

先週発売になったばかりの新曲。

サウンド的に80年代後半~90年代の感じが嬉しいタツロー節。

「歌詞が多くて覚えきれないのでここまでの11公演はアンチョコ見ながら歌ってましたが、もう大丈夫。譜面台を片付けます」

こう言う曲の演奏はバックバンドの実力が特に発揮されますね。そういえば10年以上前に小笠原拓海さんに某ジーンズショップチェーンのPR誌で取材させていただいたことがあって「好きなドラマーはジェフ・ポーカロ。それは歌伴が上手いから。自分も歌伴の上手いドラマーが目標です」って仰ってたのを思い出しました。

18.RIDE ON TIME

恒例の生歌(マイクを通さず生の声を客席に届ける)はホールの音響なのか、達郎さんの声の調子なのか、とても良く響いていました。そういえば昨年ご自身がコロナを罹患してから断酒し、そのせいか声の調子もとてもいいと仰っていましたね。

でも、腰をさすりながら前屈みでお立ち台に上るというギャグもやってくれました。

各メンバー紹介のソロ回しが今回も短かったのは残念。

19.恋のブギウギトレイン

これもお馴染み、ステージの最前まで出てくる達郎さんのギターカッティングソロは健在。達郎さんだけじゃなく他のメンバーも結構な年齢になられている方多いのにも拘わらず、みなさんお疲れの様子もなく最後まで寸分の狂いなくプレイを続けられるのには脱帽です。

日頃の体調管理をしっかりなさっているのでしょう。

20.YOUR EYES

歌う前の、お客さんの身体的具合悪いところをイジるカラダの箇所が以前より増えました(笑)

このラストナンバーのアカペラは相変わらず特に綺麗でスムーズな声に感じさせてくれ、2時間50分のTATSURO YAMASHITA PERFORMANCE 2023 山形公演は大団円を迎えました。

しかし、70歳でこの歌声、体力、パッション。本当にすごい。

自分も歳だからなんて絶対言わない様に改めて肝に銘じる次第であります。

 

余談

翌朝、ホテルをチェックアウトしようと3階のロビーで降りようとしてエレベーターの扉が開いたら、アッ!目の前にドラムスの小笠原さん

「あれ?牧野さんなんでここに?」
「わ!ビックリ!」「なんでってそんなの決まってるじゃないですか!」
「一瞬自分が今どこにいるのか分からなくなりましたよ」
「他のメンバーもここに?」
「ええそうです」
「昨日は良かったですね〜」
「なんか異様にお客さん盛り上がってましたね」
「演奏時間が実際の時間よりかなり長く感じたんですけど」
「いや あれで結構短くしてるんですけどね」
「コロナ治まってお仕事多くなったんじゃありませんか?」
「そうですね。ボクこれから福岡行くんです。そこからまた金沢にもどって」
「直接ですか?」
「このまま羽田から飛行機で、全部で10泊のツアー。全然家に帰れていなくて・・・」
「暑いので、お体に気を付けて」
なんて立ち話してお別れしました。
 
その後折角山形まで来たので、レンタカー借りて蔵王まで往復して帰宅したのでありました。

この後の公演、またどこか当たらないかな?沖縄でもいいよ(笑)
 
 
 

 

 

 

土曜の朝はパラダイム

自分がメンバーの太平洋クラブには、ゴルフクラブブランドのオフィシャルショップが併設されているコースがいくつかあります。

PING江南コース TaylorMade市原コース Callaway佐野ヒルクレストコース など。

メーカーのオフィシャルショップがゴルフコースにあると何がいいって、様々なスペックの最新クラブをコースで試打できるんです。

従来も結構話題のクラブを太平洋クラブで試打できたのですが、ここ数年メーカータイアップのショップができたお陰で、シャフトやヘッドのバリエーションを細かく選んでそのままコースに持ち出せるようになりました。

街のゴルフショップでも鳥かごの中で試打させてもらえますが、そこはやはり本チャンのコースで芝の上から打つのとではまるで違います。ましてや普段自分がよく行くコースで、従来使っている自分のクラブと打ち比べれば、視距離やボールの球筋の違いが一目(一打)瞭然ですよね。

 

確か今年の2月、発表になったばかりのキャロウェイ パラダイムというドライバーが佐野ヒルクレストコースに有ったので、その軽量モデルを借りてコースに出てみました。

Callaway PARADYM max fast 10.5° SR

 

数ホール目で打ってみたら・・・

あらら、なんか出玉のスピードが自分のクラブ(キャロウェイマーベリック)と比べて明らかに違うんですけど。

ちょっと右に飛び出したんで、フェアウェイ右のラフを探すとボールがみつかりません。

同伴競技者から、ここにあるよと言われ30ヤードくらい先に行ってみると、確かに自分のボール。

え!こんなに飛んだの?

 

このmax fastというモデルですが、総重量277gとそれまでに4年にわたって使っていたPING G400MAXに比べて1割以上軽いんです。シャフトの長さはほぼ同じなので当然軽い方がヘッドスピードは上がりますよね。

でも軽いとレディースモデルの様にフニャフニャじゃないか?と思うんですが、これがかなりしっかりしてます。所謂巷で言われている「軽堅」(カルカタ)なのですね!

しかも手元が固くて先が柔らかいシャフトが自分のスイングに合ってるんじゃないかと思います。

その後も飛んで曲がらないいいショット連発。従来より+○○ヤードと言うより、20年前の飛距離に戻ったと言う表現が正しいでしょうか。

もう、これは買わずにはいられない!

しかし、このクラブ結構高いんですよね。税込み定価で9万円近くします。

近くのショップ行っても7万7千円とか。

じゃあ、中古をヤフオクでと思って捜しても5万円はします。

ところが、ヤフオクで捜していた時に自分の使っているPING400MAXがやけに高い値段で売られ、実際に入札されていることが判明。

そういえば、YouTubeでこのG-MAXがいいと言う動画がいくつもアップされていますが、そのせいでの高騰なのでしょうか?

で、購入してから5年以上経って、しかもかなりの回数使っている割には傷が少ない自分の400MAXを出品してみたら、なんとなんと3.55万円!で売却できました。

だったらこれを元手にパラダイムの中古をこちらもヤフオクで買おうと言う事になりました。

こちらはGOLF PARTNERが出品していた中古美品が4.3万で購入できました。結局差額の9,000円(売却手数料相殺して)は日本郵政株の配当金で事足りたというハッピーな結末となりました。

 

早速このところラウンドする回数が一番多い太平洋クラブ美野里コースで使ってみました。

気温27℃ 微風の好コンディション

最初のうちはヒール目に当たるショットが多く、それ程の飛距離性能は発揮できませんでしたが、慣れてくるに従いスウィートスポットを捉えられる様になり、終盤2ホールに於いては、今まで一度も行ったことない地点まで飛んでいました。

また意外だったのが球筋が極めてストレートになったこと。従来ドローヒッターの自分は、ティーイングエリアの左側から右に打ち出すのが基本だったのですが、パラダイムではティーマークの真ん中から真っ直ぐ飛ばす、と言う感じになりました。これだとフェアウェイキープ率が必然的に高くなります。

 

過去ブログでも書いたように、https://shumilsson.hatenablog.com/archive/2017/11今までSヤード、ERC、Sword、Epicなど、それまでのクラブと違って「凄く」飛ぶドライバーにチェンジしてきましたが、このパラダイムmax fastはその中でも衝撃度合いは一番と思います。

 

土曜の夜はパラダイス EPO 土曜の夜はパラダイス - YouTubeですが

土曜の朝はパラダイムでゴルフコースがパラダイスになります!

 

 

 

 

まじめなハンバーガー

最近、地元府中に気になるハンバーガーショップを発見しました。聞くと今年の2月にできたみたいです。

チラシにあった店の紹介文には

日本で(たぶん)唯一、100%店内手作りが自慢の「まじめ」なお店

代々木が本店で府中が2件目だそう。

ハンバーガー大好きな自分としては、とりあえず行ってみるしかありません。

京王線府中駅直結のショッピングセンターの1Fにあります。イートインも出来ます。

このバーガーの紹介、実際に食べる前に気になった事があります。

それは店のネーミング

JB'S  JBと言えばジェームス・ブラウン
だけど、運営会社の紹介にはエルウッドとジェイクのイラスト

そういえば映画BLUES BROTHESにはJB出てるよね。

だからなのかな?

で、何はともあれ食べてみましょう。

まずはベーシックなハンバーガ

パンがバンズじゃなくて食パン
そのパンも自家製で小麦粉から手作りで

中身はこんな感じ

肉々しいことこの上ないパティに薄くスライスされたピクルス

よくハンバーガーステーキはつなぎがある程度ないと・・・という意見ありますが

私としては肉肉肉ってのが好みです。

ちなみに米国産ビーフ赤身と和牛の脂を手ごねしているそう。

バンズのパターンもあります。

このふわっとした感じも好みです。

調理してるところ覗き見(っていうか、一部の蕎麦屋や饂飩屋みたいにこの光景を売りしてますね)すると・・・

挽肉の塊をヘラでつぶして、鉄板でジュージュー

これだと当然ですが結構油っぽくなります。

パンもここで焼くのでアブラギトギト。好き嫌い分かれるところですが自分的には好みです。実際に食べてみると、かなりボリューミー。

パティが1/4ozって書いてありますが、マクドにかつてあったクォーターパウンダー、更には今の『肉厚ビーフ』より遙かに大きい感じがします。

そして手と口の周りがベタベタになりますが、肉食った!って感じが最高です。

そしてもう一つ強調したいのがそのお値段。

これで390円(税込み) 

今時この手のビーフパティを売り物にしているハンバーガーでは異例の安さと思います。

更にはバリエーション色々あって

アボガドバーガー ¥690

季節限定ベーコンバーガー

極めつけがこれ JBマウンテン
パティ4枚 チーズ4枚 ¥1,510!
レズリー・ウエスト御用達(って分かる人います?笑)

 

最後にオマケに買ってみたパン耳バターラスク

これが美味しかった!

やめられない止まらない、癖になる味でした。

 

という訳で、マジメなハンバーガー JB'S

3件目はどこに出来るのかな?